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吉几三



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歌手介绍

吉几三

酒よ…我が人生

作词:吉几三
作曲:吉几三

ふるさとは津軽にて 十五才(じゅうご)まで居た
兄弟は9人で末っ子で
雪深い平野には 春だけ待ちどおしい
都会(まち)へ出た兄(あん)ちゃんが 帰って来るからネ

姉の背におんぶされ 学校へ行き
泣きべそで困ったと 闻かされた
またひとりまたひとり 都会へ出て行った
その度に父亲は 酒饮み暴れてた

おふくろは泣きながら 长い夜越す
今顷はどこだろう 着いたろか
年を越すその度に 谁かが出て行った
その度に泣いていた 外出て泣いていた

呗うたい三味(しゃみ)线を弾く 酒饮むオヤジ
おふくろに手を上げる 父も居た
姉からの便りには 泣いてた父も居た
読む母と闻く父と 泣いてた二人居た

桜见りゃ思い出す おふくろの背中(せな)
リヤカーに乗っている 俺が居た
祭りには行けないと 知ってる俺が居た
春の风淋しげな 亲子が歩いてた

夕暮れに帰らない おふくろが居た
畑まで駆け出した 俺が居た
目が见えずに泣いていた 暗闇母が居た
リヤカーを村ン中 引いてた俺も居た

いつからかオヤジから 闻いてた民谣(うた)を
何気なく呗ってた 俺が居た
三人で旅をした 楽しい何年か
挂け合いで父と俺 踊った母が居た

春先の田んぼにて 中学の顷
俺も行く都会(まち)へ行く 言った时
お岩木(いわき)山をじっと见て“そうか”と言った父
その夜は遅くまで 帰らぬ父だった

雪の降る遅い春 出発(たびだ)つ朝に
ひとりして泣いていた 父が居た
居たいけど居られない 未来と梦あった
いつの日かまた一绪に 暮らせぬ梦あった

ふるさとの駅からは 恩师と友が
青森の駅からは 母ひとり
泣きながら追いかける 着物の母が居た
いつの日かまた一绪 暮らせる梦乗った

夜汽车では出稼ぎで 都会(まち)行く人が
赈(にぎ)やかな酒の席 俺が居た
今は亡きばあちゃんに 贳った3万円
おふくろが离すなと 言ってたこのギター

见る物も 闻くものも 初めての都会(まち)
下町のアパートに 姉と居た
星空に涙して しばらく涙して
両亲とふるさとが 恋しく涙して

ギター弾き呗うたい 梦求め酒
ひとり寝に惨(みじ)めさと 明日の梦
便り书き破り舍て この歯をくいしばり
ふるさとに梦の中 サヨナラ言っていた

恋もしたケンカした 挫折もした
いい友といい人に 支えられ
旅をして诗(うた)を书き 旅して人を知り
それぞれの梦を知り ギターをまた弾いた

酒と友 歌と友 アパート一间
思い出よ あの颜よ あの时代(とき)よ
なぁ昔 なぁ酒よ あの顷戻らぬか
がむしゃらに走ってた あの日にいつの日か

世の中が変わろうと それぞれの酒
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过去を饮み 明日を饮み 梦を饮み
男とは幸せさ 忘れられるから
また生きよう もう少し わかるよなぁ酒よ

酒に泣き酒に闻き 男の未来(さき)を
寒空(さむぞら)に故郷と 友の颜
このままでいいのかと 何度も闻き返す
过ぎてゆく歳月に 焦(あせ)りの酒に酔う

薄れてく梦を背に 酔いどれの呗
下町の居酒屋の 窓ぎわで
忘れない忘れない 绝対忘れない
落としてく涙数 わかるよなぁ酒よ

大都会 人の波 背中合わせで
生きている奴が居る 同じ梦
夕焼けがビルの中 沈んで行く时が
切なくて悲しくて わかるよなぁ酒よ

キャバレーで呗ってた 真冬の町の
他人様(ひとさま)の呗うたう 侘(わび)しさよ
汽车に乗り 隣り町 明日も又呗う
この先に梦がある わかるかなぁ酒よ

旅先で知り合った 多くの友よ
旅先で饮み语り なぁ酒よ
今もまだ思い出が 昨日のようにある
顽张れと手を振った あの日のあの人よ

船に乗る 风雪の 海峡を行く
ふるさとの町灯かり 横に见て
降りたなら父が居て 母にもまた会える
涙拭きふるさとに 背中を又向ける

涙には几つもの 思い出がある
心にも几つかの 伤もある
ひとり酒手酌酒 演歌を闻きながら
ホロリ酒そんな夜も たまにゃなぁいいさ

雨の中酔いつぶれ 都会の夜に
待って来た梦舍てた こともある
なぁ酒よ何を舍て 何を拾えばいい
梦で泣くそんな酒 嫌だよなぁ酒よ

あの顷を振り返りゃ 梦积む船で
荒波に向かってた 二人して
男酒 手酌酒 演歌を闻きながら
なぁ酒よおまえには わかるかなぁ酒よ

何事も远いほど すべて恋しい
何も无い暮らしさえ 笑えたな
アパートの赤电话 今でもあるだろうか
ふるさとが近かった こわれた赤电话

饮みたいよ浴びるほど 眠りつくまで
男には明日がある わかるだろう
诧びながら手酌酒 演歌を闻きながら
爱してるこれからも わかるよなぁ酒よ

饮むほどに染みて来る 十五の春が
远くから闻こえてく 汽车の音
降り出したこの雨が 昔を流すなら
なぁ酒よおまえには 涙を流させる

夜空には屋台酒 男の愚痴を
淋しさも侘(わび)しさも この酒に
今は亡き我が父よ あんたの饮んだ酒
近顷は良く分かる 男の饮む酒が

泣かす酒 泣く酒も 生きているゆえ
嬉しさも悲しさも 家族ゆえ
何年になるだろう この都会(まち)住んでから
雪の降る北の町 帰るかなぁ酒よ

それぞれに人は皆 一人で旅に発(た)つ
幸せになるために 别れてなぁ酒よ
わかるよなぁ酒よ