专辑名称:きのうのこと ギタリストの交代を経て、约2年ぶりに届けられたセカンド・アルバム。海北大辅の歌――自らの汚さと弱さを、心を削り取るようにさらけ出す――に注目が集まりがちだった彼ら。だが本作では、多いときで1か月で10本以上というライブによってビルド・アップされたバンド・サウンドが强烈な印象を残す。ロック的ダイナミズムと“踊れる感”をアップしたリズム队もいいが、特に素晴らしいのが、榎本圣贵のギター。メロディックかつエモーショナルな彼のギターは、バンドの新しい武器となるだろう。