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ヒバナ



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ヒバナ

言葉にできたら

作詞:ゆざめ
作曲:ゆざめ

すぐに気づいていた この人を好きになると
些細な優しさと嘘のない仕草に吸い込まれるようだった
弱さと歪でできた私の心を
ありのまま包んでそのままでいいから歩こうと言った

いつも いつも 変わらない笑顔で
同じ未来を歩けると思っていた

固く固く縛っていた涙腺は あなたの真っ直ぐな言葉で溶かされていく
どうにもできないくらいに あふれる思いは言葉じゃ足りなくて
伝われと 伝われと 手を握った

あなたはいつだって 私に真面目でいてくれた
大切に積み上げたはずの夢も捨ててしまえるくらいに
私も同じように あなたとの未来を描いてた
そのために積み上げてきたのは
間違いばっかりだ

ただ 我慢をしてたんじゃなくて
あなたへの愛が 強さの正体だったんだよ
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声が出ないくらい好きだってどんなに思っても
あなたに伝わらなかったら意味なんてなかった
ズレ始めてく歩幅を 引き寄せられるくらい思いを口に出して
繋ぎ止めていられたなら

両手を振り絞った言葉 伝われと心が泣き叫ぶ
それでも拍子抜けするくらいに 優しい声で 振りほどかれて
毎日を作っていた未来は もう消えてなくなっていた

言葉にすることが難しいのは
言葉にできない思いが溢れ出るから
触れたところから伝わる
血が通うように一つになれていたって

声が出ないくらい好きだってどんなに思っても
あなたに伝わらなかったら意味なんてなかった
積み上げてきた思い出は
悔しいくらいキレイなままでそこにあって
触れられない
冷たくなった抜け殻